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音源のMP3 (128kbps) の他にも、MP3 (256kbps) 、MP3 (320kbps) (高音質) などの種類を追加してほしいです。
うーむ、私自身はこの機能を使わないので何ともいえないのですが（というか、よっぽどのことがない限り128kbpsで満足してしまう鈍感な人間です）、個人的な意見としては次の通りです。
※現状での対処方法は次の投稿にて。
(1) 変換先のデータ形式としてはMP3のみ対応（あるいはせいぜいMP3とWAVの2種類のみ）として、ビットレートやサンプリング周波数などをユーザーが任意に指定できる機能を追加、ということであれば、確かにそういう機能があっても悪くないと思います。
(2) 音声データのエンコーディングには MP3、WAV、AAC 以外にも色々なものがありますが、そのようなデータ形式への対応をどんどん推し進めていくのには反対です。マイナーなデータ形式の扱いで不具合が生じた時に対応がしんどいですし、特に、既にエンコーダ・デコーダの開発が途絶えているものについては、セキュリティホールなど重大なバグが見つかっても修正が困難です。
(続く)
現状での対応策ですが、今は大抵の配信サイトが音声データをAAC形式で配信しているので、
「まずはAAC形式の原本をダウンロードしてから、
ffmpegなどのツールで好みの形式に変換する」
という方法が無難かなと思います。
(1) まず、下記の内容のバッチファイルを、どこか適当なフォルダ中に作ってください。ファイル名は仮に AACtoMP3.cmd としておきます。
※掲示板への表示の都合で全角スペースを使用しています。メモ帳などにコピペしてから、必ず半角スペースに置換してください。
– – – – キリトリセン – – – –
@setlocal
@rem -*- coding: shift_jis-dos -*-
@set eoff=@echo off
%eoff%
@rem 画面表示の設定
@rem 文字コードをUTF-8に
chcp 65001
@rem ウィンドウの幅を100文字に
mode con: cols=100
@rem その他基本設定
set ffmpeg=.\ffmpeg.exe -v warning -stats
set param=
prompt $$$s
@rem 引数を一つずつ処理
:loop
set arg=%~1
if /i “%arg%”==”” goto end
if /i “%arg:~0,1%”==”-” (
set param=%param% %arg%
goto next
)
for %%F in ( %arg% ) do call :do “%%~F”
:next
shift
goto loop
@rem 各ファイルを変換
:do
set /p dummy=Hit Enter to Convert ‘%~1’:
@echo on
%ffmpeg% -i “%~1” %param% “%~dpn1.mp3”
%eoff%
exit /b
@rem 終了処理
:end
set /p dummy=Finished. Hit Enter to Close:
– – – – キリトリセン – – – –(続く)
(2) このバッチファイルは、FFMpeg というコマンドラインツールを使用します。
こちらの公式ページ
ttps://ffmpeg.org/download.html
からWindows用バイナリの配布サイト(2か所)へのリンクが張られていますので、次のどちらかのファイルをダウンロードしてください。
●gyan.devを利用する場合は、ffmpeg-git-essentials.7z
●BtbNさんの配布物を利用する場合は、ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip
どちらの場合も、アーカイブを解凍して、中のffmpeg.exeだけを上記のバッチファイルと同じフォルダに置きます。
※もちろん、既に別のアプリの一部としてffmpeg.exeをお持ちの場合は、上記のバッチファイルを書き換えて既存のffmpeg.exeを使うようにしても問題ありません。
(3) 最後に、また同じフォルダに、次のようなコマンドへのショートカットを作ります。
「.\AACtoMP3.cmd “-b:a 256k” %*」→仮に cbr-256k.lnk とします。
「.\AACtoMP3.cmd “-q:a 0” %*」→こちらは仮に vbr-q0.lnk とします。
※「-b:a」はCBRです。後ろの数字はお好みで変更してください。
※「-q:a」はVBRです。ここにしている数字と
具体的なビットレートとの対応関係はこちらへ↓：
ttps://trac.ffmpeg.org/wiki/Encode/MP3
(4) これで準備完了です。お手持ちのAACファイル（に限らず、音声ファイルなら大抵何でもOK）を上記のショートカットにドロップすれば、指定通りのビットレートのMP3ファイルが元のファイルと同じフォルダに生成されます。
