開発ブログ

[開発終了] 旧Craving Explorer

Craving Explorer 1.9.9 リリース|変換の仕様を変更いたしました

Craving Explorer 1.9.9 をリリースしました。
主な更新は以下の通りです。

  • 同時変換数の設定を撤廃、処理を集中させてCPUの過負荷状態を避けるよう仕様を変更しました
  • 一部の環境にて、特定の変換を行おうとするとCE本体が再起動不可能になる恐れを修正しました
  • 同一ファイル名の変換において、出力後の連番が付与されない場合があった点を修正しました
  • 変換詳細ビューにおいて右クリックメニューの[保存先を開く]が適切に動作しない点を修正しました
  • [保存先を毎回指定する]が有効なときにダウンロードして変換を行うと、ダイアログと変換後ファイルの拡張子がおかしくなる挙動を修正しました
  • いくつかのファイル変換処理の画質・処理速度を改善しました
  • その他、細かい修正を行いました

※ 詳細な更新内容についてはこちらをご確認ください

■ 同時変換数の設定を撤廃、処理を集中させてCPUの過負荷状態を避けるよう仕様を変更

いままで変換での同時処理は一つの変換項目につき1スレッドを割り当てて変換処理を行っていました。
これは処理が遅く制御が難しいうえ、状況によってはCPUの過負荷(大量の変換を行うと、CPUが100%になり続ける)を招く恐れがありました。

今回のアップデートで同時変換の設定を撤廃し、一つ一つの変換項目を集中して順次処理していく仕様に変更しました。その結果、複数変換の場合全ての項目を完了することに着目すると従来よりも多少遅くはなりますが次の2点において総合的に使い勝手の向上を見込んでいます。

  • 一つの変換項目当りの完了に至る処理速度は向上しており、単体の変換結果の出力速度が向上する
  • CPUのリソースに余裕が生まれ、変換中でもCEでのブラウジングや軽作業が行いやすくなる

■ 特定の変換を行おうとするとCE本体が再起動不可能になる恐れがあった点を修正

一定の動画コーデックを用いた変換を実行した際、変換が始まらずに項目の中断・削除が不可能になどの問題が一部環境上で見つかったため、修正しました。

■ [保存先を毎回指定する]が有効なときにダウンロードして変換を行うと、ダイアログと変換後ファイルの拡張子がおかしくなっていた点を修正

[CravingExplorerオプション=>ダウンロード]タブの「保存先を毎回指定する」オプションが有効なときにダウンロードして変換を行うと、保存先ダイアログに表示される拡張子と、変換後のファイルの拡張子名がおかしくなる場合があったため修正しました

その他細かい修正を行っております。
これからも Craving Explorer をよろしくお願いします。